【入社エントリー】新卒入社時研修で相互インタビューを体験!新卒社員同士だから引き出せるそれぞれの魅力を紹介します
こんにちは!
CSC広報の竹谷です。
サイバーセキュリティクラウド(以下、CSC)が創業以来初めて新卒社員を迎えてから、4ヶ月が経過しました。入社直後は緊張から不安そうな姿が見られた新卒社員も、新卒入社時研修・テクニカル研修を経て、徐々に社会人としての生活にも慣れはじめ、今ではそれぞれの配属部署で活躍しています。
今回のnoteでは、そんな彼らの"人となり"やCSC入社への思いを入社エントリーという形でご紹介していきたいと思います!
CSCでは今回の入社エントリーを、新卒入社時研修の講座の一つとして「ビジネス文章講座」という形で当社広報チームから学びながら、新卒社員同士の相互インタビューという実践を通し記事化をしてもらいました。第1回は、S.MさんとT.Uさんが執筆した記事をご紹介します!
初めての経験ながら、彼らがこれまで歩んできた道のりやCSC入社の経緯、今後の目標について語っていますので、ぜひ最後までご覧ください。
初めての新卒社員を迎えるサイバーセキュリティクラウドの研修を大公開!
※新卒入社時研修の目的や実施内容については、こちらの記事で紹介しています。
猫を愛し猫に愛された男・T.Uさん〜シュレディンガーの猫〜
はじめに
シュレディンガーの猫とは、「ランダムの確率で毒ガスの出る装置とともに猫を箱の中に閉じ込めたとき、次に箱を開けるまで、猫が死んだ可能性と生きている可能性は重なり合っている」というパラドックス。シュレディンガーの猫の実験では、観測者が猫の状態を確認することで、生死が決定されます。人生でも、自分の行動や選択が結果を決定づけます。積極的な行動や意思決定を行ってきたT.Uさんにシュレディンガーの猫 (量子と猫) について話を聞きました。
ー猫への愛の大きさを教えてください。
私は、小さい頃から「人間よりも猫の方が偉い」と母に教えられてきました。最初はそんなわけないと考えていました。ある日、猫がコードにかかってパソコンを壊したことがあったんです。その時に、母から「そんなところにパソコンを置くあなたが悪い、猫は悪くない!」と怒られてしまって。「人間よりも猫の方が偉い」という母の教えに納得した瞬間でした (笑)。
私の人生において、猫がいなかった時期はありませんし、猫とともに成長してきました。猫は私の人生の全てです。
ー飼っている猫ちゃんについて教えてください。
埼玉の実家では、11匹の猫と3匹の犬を、今住んでるマンションでも猫を1匹飼っています。
左の子は、実家で飼っている「けい」ちゃんです。出会いは小学4年生の夏休み。夏祭りの日、公園のトイレで、臍の緒がついたままの猫が入ったダンボールを見つけました。思わず、ダッシュで家に持ち帰りましたね。家の中でも愛されキャラで、お腹がポヨンポヨンで可愛いんですよ (笑)。
そして右の子は、今一緒に住んでいる「にゃんこすけ」です。彼女の知人から引き取りました。私はシンプルな名前が良かったんですけど (笑)。次に飼う猫の命名権は私に、という条件で折れましたね。
物理の世界からセキュリティへ
ーなぜ物理を学ぼうと思ったのですか?
物理に興味を持ったのは、父に教えてもらった量子コンピュータがきっかけです。その処理能力の高さに驚いて、将来は量子コンピュータを理解して使える人間になりたいと思い、学習院大学の物理学科に入学しました。
量子力学を勉強していく中で、量子鍵配送によって事前に暗号鍵を伝送共有し、ワンタイムパッドと呼ばれる暗号方式で通信を暗号化する「量子暗号」に興味を持ち、研究室では、光位相同期を用いた連続量量子鍵配送について研究していました。
ーなぜCSCに入社したのでしょうか?
量子暗号の理解を深める過程で、セキュリティに関心を持ち始めました。就職活動を進めていた最中に、父親が「クラウドセキュリティを扱う会社が良い」とアドバイスしてくれたのも入社理由の1つです。クラウドキセュリティを扱う企業のうち、新卒採用をするCSCの存在を知り、新卒1期生として入社を決めました。
「シュレディンガーの猫」の箱の中では、猫は生きている可能性と死んでいる可能性の両方を持ちます。これからの人生でも、未来には複数の道があり、それぞれ実現する可能性があります。T.Uさんも1つの未来にこだわらず、さまざまな選択肢を考えながらCSCで活躍されることでしょう。
Interviewee:T.U
Writer:S.M
茨城代表「しゅうと」〜納豆のような粘り強さ〜
はじめに
今回は、2024年4月1日に新卒第1期生として、サイバーセキュリティクラウドに入社したS.Mさんにインタビューをしました。茨城出身のS.Mさんの魅力を伝えられたらと思います!
茨城から東京理科大へ
ーS.Mさんの学生時代について教えてください。
学生時代は、何も考えずに生きていました(笑)。自分が希望する高校に進学できず、入学後も成績は振るわない状態でした。しかし、高校3年生で自分の人生を変える人と出会いました。
ー「人生を変える人」とは、どんな方でしょうか?
高校3年生の時に物理を担当してくれた先生です。高校物理の知識を使って相対性理論を説明してくれたことが、今でも記憶に残っています。自分では気が付かなかった「物理の面白さ」を教えてくれました。
進路相談もこの先生にしてもらい、先生の出身校であった東京理科大を目指し勉強に力を入れました。
ー高校3年生の1年間で、ものすごい勉強をされたのですね?
はい。先生と出会ってからは、遊びをやめて全力で勉強を始めました。1、2年生の時には、朝ごはんも食べずに遅刻を繰り返していましたが、3年生からは毎朝納豆を食べて、時間通りに学校に行くようになり、最終的には、目指していた東京理科大に合格しました。この経験から、「自分が楽しいと思ったこと」と「一度本気でやると決めたこと」をコツコツ続ければ、必ず夢は実現できると確信しました。これが僕の特徴である「納豆のような粘り強さ」です。
CSCとの出会い
ー東京理科大の物理学科から、CSCに就職したきっかけを教えてください!
大学で物理を学ぶ中で、「自分の技術で何かを作れる人になりたい」と思うようになりました。その1つの選択肢としてエンジニアがあることを知り、様々なエンジニアについて調べ始めたのです。その過程で、世界中でサイバー攻撃が増加し、セキュリティが必要不可欠になっていることを知りました。
そこで、世界市場におけるCSCの伸びしろを感じ、入社を決意しました!
おしゃれなS.Mさんのこだわり
ーここからは、S.Mさんのプライベートな部分もお聞きできたらと思います。いつもおしゃれな服や眼鏡を見せてくれますが、こだわりはありますか?
モデルをしている友人が頻繁に服をくれるので、そこから少しずつ服に興味を持つようになりました。今は、ユーロビンテージに興味を持っていて、卒業旅行でヨーロッパを訪れた際にも何着か服を買いました。
お気に入りの眼鏡ブランドは2つあります。1つは「MOSCOT」というブランド。2つ目は「ジャンポール・ゴルチエ」というブランドです。どちらもすごく高かったですが、大学時代にバイトで貯めたお金で買いました!
先日のCTO渡辺さんとのウェルカムランチで、渡辺さんがZoffを愛用しているとお聞きしたので、Zoffにも視野を広げていきたいですね(笑)。
ー眼鏡にそこまでお金をかける理由はありますか?
一番の理由はコンタクトが怖いからです。加えて、コンタクトは使い捨てのためお金がかかりますが、眼鏡は一度買ったら長く使えるので。体の一部と考えたら、安いものだと思っています!私はよく髪型を変えるので、髪型に合わせた眼鏡を使い分けながら楽しんでいます!
海外旅行について
ーS.Mさんは、海外旅行によく行くそうですね。なぜ海外に行こうと思ったんですか?
小さい頃に家族でメキシコを訪れた際に見た、カリブ海の景色が忘れられないからです。その景色がきっかけで、大学生になってからは東南アジアへ、4年生ではヨーロッパにも行きました!
小学生の頃から行きたいと思っていた、サグラダ・ファミリアも見学できて感動しました。
ーサグラダ・ファミリア以外にも、記憶に残っているものはありますか?
バチカン市国を訪れた際は、言葉を失いました。建物の細かな造り、内外装の美しさなど全てが現実離れしていました。一方で、ルーブル美術館で鑑賞したモナリザは、思っていたよりも普通でした(笑)。
ー海外での印象に残ったエピソードを教えてください!
友達とは別行動をとり1人でバルセロナを訪れた際、自分よりも大きい外国人2人組に囲まれてしまって。バッグを引っ張られて破れそうになったものの、バッグの生地が納豆のような粘り強さで破れず、なんとか守りきりました。
今後の展望
ーS.Mさんのバッグにまで納豆の粘り強さがあるとは驚きでした(笑)。最後に、CSCに入社した現在の意気込みを教えてください!
知識もスキルもまだまだですが、茨城で培ってきた納豆のような粘り強さを武器に、技術面を本気で極めていきたいです!今はとにかく技術を全力で学び、自分が納得したらマネジメントも学んでいきたいと考えています!
S.Mさん、インタビューありがとうございました。茨城で多感な時期を過ごし、素敵な人との出会いの中で、今では納豆のような粘り強さを活かして仕事に臨むS.Mさんについて知ることができました!同期として一緒に頑張っていきましょう!
Interviewee:S.M
Writer:T.U
今回は、CSCの新卒社員であるT.Uさん、S.Mさんの記事をご紹介しました。新卒社員からは、相互インタビューによってお互いの理解が深まるだけでなく、言語化の練習もできたという感想をもらっています。
新卒社員のインタビュー記事シリーズはこれからも続きますので、次回更新を楽しみにしていてください!