【サイバーセキュリティクラウド】2023年11月 Monthly Report
こんにちは!
サイバーセキュリティクラウド IR担当です。
2023年10月のIR・PR情報を分かりやすくお届けいたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
AWS環境向けの新サービス『CloudFastener』をリリース
2023年10月に、AWS環境における包括的なセキュリティ管理・運用を実現する新サービス『CloudFastener』をリリースしました。
これまで当社は、WAF領域の『攻撃遮断くん』や『WafCharm』を中心に事業を展開してきましたが、より包括的なセキュリティ強化を求める企業のニーズに応え、MSS※市場への参入を決断しました。
最近の調査によれば、約9割の企業がセキュリティ人材が不足していると回答しています。セキュリティの重要性を理解しているものの、専門の人材がいない場合、適切な対策が施されず、結果としてサイバー攻撃を受ける企業が増加します。そのため、セキュリティの運用を外部委託する企業も多く、日本国内のMSS市場は2030年までに2,100億円までに成長すると見込んでいます。
社会課題であるセキュリティ人材の慢性的な不足に対応すべく、これまでWAFを提供してきた経験とノウハウを活かし、より多くの企業の利用いただけるようプロモーションと営業活動を強化していきます。
※MSSとはManaged Security Serviceの略で、企業や組織の情報セキュリティシステムの運用管理を社外のセキュリティ専門企業等が請け負うサービスのこと
「一般社団法人サイバーセキュリティ連盟」の変遷とこれからの活動について
日本におけるオンライン化およびDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速によりオンラインサービスが増加しています。私たちの生活は豊かになる一方で、サイバー攻撃件数は増加し、被害を訴える企業は後を絶ちません。このような状況に目を向けて、日本のサイバーセキュリティのあり方や経営者の意識改革を行う団体「サイバーセキュリティ連盟」を当社が発起人となり設立しました。より中立的な立場で、中央省庁と連携しながら日本全体のサイバーセキュリティ強化に貢献したいという想いから、2023年3月に「一般社団法人サイバーセキュリティ連盟」を新たに設立しました。
Security Slackの立ち上げ
多くの日本企業が抱える問題の1つとして、セキュリティ専門人材の不足が挙げられます。セキュリティ関連部署に所属していても、専門人材の不足によって「誰に聞いたら良いか分からない」と考えるセキュリティ担当者は少なくありません。この問題を解決するために、時間・場所・立場に縛られずにサイバーセキュリティに関する疑問を素早く解決できる「Security Slack」を立ち上げました。このSlackベースのコミュニティでは、毎日のようにセキュリティに関する質問が飛び交っており、有益な情報交換の場となっています。2023年6月のローンチから約半年で経営者をはじめ、情報システム担当者やエンジニア、サイバーセキュリティ担当者など1,000名超が参加しており、更に参加人数を拡大できるよう活動を強化しています。
今後の活動について
当連盟はSecurity Slackの活性化だけでなく、中央省庁との連携やサイバー攻撃被害に遭った企業を招聘して”リアルな話“を発信をしています。一般社団法人の設立後、経済産業省や厚生労働省、医療機関などにご講演いただき、政府の指針から被害事例の共有など幅広く発信しています。これからも、中央省庁等と連携しながら活動を強化し、日本のサイバーセキュリティレベル向上に注力していきます。
過去イベント実績
・「サイバー攻撃で医療を止めさせない! 医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策強化とは?」
・「サイバーセキュリティに特化したコミュニティ “Cyber-sec+(通称:Security Slack)”ローンチイベント」
・「責任感の強い経営者必見!『サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 3.0』解説」
・「『被害事例』から『先進的取組』まで!医療機関がサイバーセキュリティの『リアルを語る』」
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